ダブンズドア

思ったことを匿名でつぶやきたいがために作ったブログです

サークルチェックのあれこれ

同人イベントが近付いてきて買い手側の私がやる事と言えば一つ。サークルチェックです。
今回、あのサークルさんはどんな作品を発表するのか……?もしかしたら新たな出会いがあるかもしれない……
と、非常にワクワクしながらサークルチェックする訳なんですけれども。

 

すごく……探し辛いです……

 

ということで、私がサークルチェックをしていてムキーと叫びたくなった点を紹介しつつ、売り手(創作側)さんへのちょっとしたお願いをしていきたいと思います。あくまでも個人の意見ですので参考にするのもしないのも自由です。
締め切りという修羅場を体験したことがないのにぶつくさ言ってんじゃねぇボケカスという人も一応でいいんで見て頂けたらと思います。


始める前に個人的なサークルチェックの方法を書いておきます。
私は主にコミケコミティアに買い手側として参加しています。その他のイベントにもたまに参加していますが今回は割愛。


コミケの場合
サークルチェックを始める時期:イベントの1週間前
チェック時に使用する媒体:ROM版のカタログ
チェックの流れ:

1. ジャンルごとの塊を一通り見て回り、気に入ったものをチェックリストに登録。
2.その際に頒布物の価格と名称をメモ欄に記入していく。
3.参加日の前日にもう一度更新がないかを確認する。

 

コミティアの場合
サークルチェックを始める時期:イベントの4日前くらい
チェック時に使用する媒体:pixiv、コミティア公式ホームページのサークルリスト、Twitter
チェックの流れ:

1.pixivの検索欄に「COMITIA○○」「コミティア○○」のいずれかを入力して検索。
2.知っているサークルも知らないサークルも全て見て回る。これをイベント前日まで繰り返す。すごく疲れる。
3.pixivでは情報が流れてこないジャンル(同人ゲームや音楽など)はコミティア公式ホームページのサークルリストとTwitterを利用して検索。


ここまで見てもらえれば分かりますが、コミティアのサークルチェックの方法がすごくアホです。
コミケのサークルチェックと比べて倍以上の時間を掛けています。効率悪過ぎです。
おまけにpixivでは情報が流れてこないジャンルのチェックがガバガバです。
「面白そうな頒布物があったのに売り切れてた!サークルに寄るのを忘れてた!」という経験が数えきれないほどあります。

何故コミケのカタログは買っているのにコミティアのカタログは買わないの?という声が聞こえてきそうですが、その答えは「pixivで大体のサークルチェックが出来てしまうから」です。
ROM版カタログのような利点(サークルのサイト、SNSのアカウントが瞬時に確認できるなど)があまりないのも個人的にマイナス。
あと「前もってカタログを買うと高確率で失くすから」も理由の一つだったりします。すごくアホな理由だった。


さて、次からは上記の調べ方をしているうえでどうにかしてくれー!という叫びを紹介していきたいと思います。


1.前日にお品書きをアップするのは出来ればやめてほしい

「前日になってからお品書きが大量に流れてくる…サークルチェックが終わらない…でも好みのサークルさんを見逃したくない…ギギギ」

上記の通り、私はコミケは1週間前から、コミティアは4日前くらいからサークルチェックを始めます。
そのため、なるべく早めに告知をしてもらえると私と同じようなサークルチェックをしている人に大変喜ばれると思われます。
特に「カタログが紙媒体しかないイベント」に対して効果絶大です。
告知する機会を増やす事で、買い手さんとの出会いに繋がる……はずです。

メモ:個人的な体感ですが前日に告知をアップする人の割合→約30%、2~3日前にアップする人→40%、それ以前→25%、まさかの当日→5% といった感じです。


2.値段の記載が無いとちょっと買うのを躊躇するかも

「この本面白そうだけどいくらなんだろう?8ページで****円とかだったらどうしよう。やめておこうかな」

薄い本は市販の漫画や雑誌などと比べるとちょっとお高い印象のある印刷物です。
頒布物は一期一会だ!と思っていても、どうしても躊躇してしまう時もあるのです。金欠だもの。
そんな少ない軍資金でイベント参加する買い手にとって値段の記載の有無は結構重要だったりします。
色々なサイトやお品書きを見てきましたが、結構値段の記載を忘れてる人が多いです。(決まっていないだけかもしれませんが)
もし、告知やお品書きの制作途中にこの文章を見てくれていたら、値段を書き忘れていないかチェックしてみてください。


3.本を頒布するなら2、3ページは試し読みが出来ると嬉しい

「よほど衝撃的なコマじゃない限り、話の流れを確認するのは無理です……」

最近、書店なんかにも試し読みが出来る小さい冊子が用意されていたりしますよね。
あんな感じでサイトやpixivなどの告知で本文を公開してくれているサークルさんがいらっしゃるのですが、正直1ページや数コマ切り出しじゃ作品の雰囲気や流れがつかめない……
有名作品で例えるなら、「むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさ」とか「おじいさんは山に、どんぶらこどんぶら、鬼退治に行って」のようにいきなりぶった切られているように感じてしまいます。
個人的に大体雰囲気や流れが分かってくるのが2、3ページ目からなので、サンプルを公開する時は2、3ページを目安に公開していただけるとどんな作品なのかが買い手側に伝わると思われます。
「本文が6ページしかないのに3ページも公開したらほとんど公開したも同然じゃねーか!」という人はこの限りではありません。作品に合った告知を推奨します。


4.(コミケの場合)webカタログ以外の情報ツールも登録して欲しい

「『イベント参加します!』 ……それ以降更新が無い」

コミケのROM版カタログ(カタロム)はとても便利です。
他の同人イベントもROM版カタログ売ってくれないかな(無理)と思う程度には便利です。
膨大なサークル数からお目当てのサークルを検索してくれますし、更新すれば常に最新の情報が得られますし、サイトのURL以外にも様々なSNSのアカウントも閲覧出来るという優れものです。
しかしそんな便利なカタロムにも欠点があります。
それは「サークルが情報を登録&更新してくれないと紙のカタログと大して変わらない」という点です。
結構多く見られるのが、WEBカタログのアドレスだけしか記載されていないサークル。
興味を持ったサークルさんのサークル詳細がこの状態だと結構がっかりします。
WEBカタログのページへ移動しても大体更新されていないケースばかりなので……。(ちゃんと更新している人ごめんなさい)
なので出来ればWEBカタログのアドレスの他に、一番情報を発信している場所(サイト、ブログ、Twitterなど)のリンクを貼っていただけたらと思います。


5.(コミティアの場合)「COMITIA○○」「コミティア○○」の両方をタグ登録するとお得かも

「表記揺れって不便よね」

pixivでコミティアに参加するという告知をする場合、「COMITIA○○」「コミティア○○」のどちらのタグを登録していますか?
答えはさておき、とりあえずタグの登録件数がどれほどのものかを調べてみました。
2014/12/27現在において前回にあたるCOMITIA110、コミティア110で検索すると、結果はこんな感じになります。
COMITIA110→1969件、コミティア110→977件

タグの件数で見ると「COMITIA○○」の方が「コミティア○○」よりも使用されている事が分かります。
しかし「コミティア○○」の件数も侮れません。1000件近くのタグ登録がされているということは、それだけそのタグで検索する人もいるということです。
そのため、どちらか片方だけ登録するよりも2つとも登録する方が少しお得かもしれません。
他のイベントでも表記揺れがある場合、有効なテクニックかもしれませんね。

これは叫びというよりは気付いた事にあたる……?

 

ここまで読んでいただけた皆様には感謝感謝です。
この駄文で少しでもサークルさんとの出会いが増える事を期待しつつ締めたいと思います。